2024年6月7日金曜日

短編「キャッシュマネーフェスティバル」をカクヨムで連載します

『ボクは再生数、ボクは死』のスピンオフ短編「キャッシュマネーフェスティバル」をカクヨムで連載します。

https://kakuyomu.jp/works/16818093078339936258


 6月7日(金)午前6時に第1話を公開します。以降、毎日同時刻に更新し、全6話の予定です。

 こちらは後日出す予定の同人誌(『ボクは再生数~』のスピンオフを集めた短編集)にも収録される予定です。

 以下にカクヨムの作品ページに掲載される紹介文を引用します。


 井筒亜都紗(いづつ・あずさ)はVR空間「サブライム・スフィア」においてストリーマー「キャッシュマネー」として活動している。個人勢ながらフォロワー12万人を超える人気者だが、配信のたびにしつこくコメントしてくるアンチに手を焼いている。

 一方、リアルではミッション系お嬢様学校・藤垣女子学院に通う女子高生でもある。伝統を誇るばかりで変化を恐れる学校と退屈なクラスメイトたちに亜都紗はうんざりしている。学園祭に向けての話しあいで、亜都紗はクラスの出し物として男装カフェを提案し、その責任者となる。憧れの同級生・渡会光稀(わたらい・みつき)にいいところを見せようと学園祭の準備に奔走する中で、亜都紗は光稀がキャッシュマネーのファンであることを知る。

 キャッシュマネーは有料バーチャルクラブイベント「キャッシュマネーフェスティバル」の開催を発表する。豪華ゲストを招き、どでかいバズを狙ったものだが、彼女の目的はそれだけではなかった――

(本作は『ボクは再生数、ボクは死』のスピンオフですが、本編未読でも読めるように書きました)


 本作はもともと『ボクは再生数~』本編を書く前に、世界観やガジェット等をどう語るか試すための習作として書いたものです。この段階で担当さんにも見せることを想定しているので、これ単体で小説として成立するようになっています。

 スピンオフの方が本編より先に存在しているというのはちょっとおかしな話ですが、本編のプロットがすでにしっかり固まった状態で書いているのでいいんじゃないかな、ということでひとつよろしくお願いします。

 商業の新作もちょっとずつ書き進めていますので、こちらも早く発表できるようにがんばります。