2022年12月31日土曜日

本年もお世話になりました

 本年もお世話になりました。


 私にとって今年いちばんのできごとは『海辺の病院で彼女と話した幾つかのこと』のコミカライズ連載がコミックヴァルキリーさん(https://www.comic-valkyrie.com/)ではじまったことでしょうか。

 いまブログの過去記事を見直していたら2019年の年末からこのことをにおわせていました。

 時間がかかりましたね……。

 デビュー以来、こうした「続く」仕事をあまりしたことがなかったので(最初の年の『ネルリ』シリーズくらい?)、毎度の作業がとても新鮮です。

 ネームのチェックをしながら、「意外と自分の書いたもののことをよくおぼえているもんだな」と変な感心をしています。

 これを書いたときからプロットの書き方を変えて、いろいろなことを言語化するようにしたためかもしれません。

 現在2話まで掲載されていて、まだ追いつけますので、未読の方はぜひご覧ください。


 また、去年の年末(正確には今年の元旦)の記事で執筆中と書いていた原稿は春に完成して、来年出版される予定です。

 メンタルがぶっ壊れていた人間がどういうものを書いたのか、ぜひ見届けてください。


 もうひとつ、商業用の新作を準備中です。

 もともと同人誌として出そうと思っていたもの、といえばどんな感じのアレなのか察していただけるのではないかと思います。

 いつもどおり自由にやります。


 同人誌といえば、『ボクは再生数、ボクは死』のスピンオフ同人誌を来年こそ出します。

 先日、最後の一編の初稿を書き終えました。

 いまちょっとお金がないので、まとまったお金が入ったらイラストレーターさんにオファーを出そうと思います。


 仕事以外ですと、今年はめちゃくちゃ散歩してました。

 去年から7kmのコースを設定して歩いていたのですが、なんか足りない気がして、今年は10kmのコースを3本作って日替わりで歩いていました。

 こうしている間にも「歩きてェ……」って思っています。

 あと、昨日雀魂で大三元を出して脳が破壊されてしまったので「打ちてェ……」って思っています。


 シラフなのにガンギマリで毎日楽しいです。


 みなさまもよいお年をお迎えください。

2022年12月2日金曜日

『海辺の病院で彼女と話した幾つかのこと』コミカライズ第2話が公開されました

『海辺の病院で彼女と話した幾つかのこと』コミカライズ第2話の掲載された『コミックヴァルキリー Vol.114』が配信されています。
https://www.comic-valkyrie.com/magazines/

(※のついたものは期間内無料です)

Amazon ※




honto ※


公式作品ページ(第1話と第2話が無料で読めます)

ぜひご覧ください。

2022年11月4日金曜日

『海辺の病院で彼女と話した幾つかのこと』コミカライズ第1話が公開されました

 『海辺の病院で彼女と話した幾つかのこと』コミカライズ第1話が公開されました。


『コミックヴァルキリーWeb版Vol.113』(※のついているものは期間限定無料)

https://www.comic-valkyrie.com/


  DMMブックス ※

  DLsite ※

  BOOK☆WALKER ※

  Amazon ※

  ebookjapan

  BookLive

  honto ※

  

公式の作品サイト(無料)

https://www.comic-valkyrie.com/umibe/


 ぜひご覧ください。

 公式サイトは登録不要ですが、一定期間が過ぎると最初の方と最新話しか読めなくなりますのでご注意ください。

2022年10月4日火曜日

『海辺の病院で彼女と話した幾つかのこと』がコミカライズされます

  コミックヴァルキリーVol.113より『海辺の病院で彼女と話した幾つかのこと』https://www.kadokawa.co.jp/product/321802000366/のコミカライズの連載が開始されます。

 現在配信されているVol.112の巻末に予告が掲載されています。

 https://www.comic-valkyrie.com/


 漫画を担当されているのは草葉さんhttps://twitter.com/kusaba_fukです。

 草葉さんとは担当さんを介してやりとりしていますが、ネームの段階でたくさんアイデアを出してくださいますし、演出の意図をきちんと言語化して説明してくださるので、うまくコミュニケーションが取れていると思います。

 私の方も各場面の言外にこめられた意味などを草葉さんに細かくお伝えしています。小説の場合は担当さんとのやりとりでここまでミクロな説明をすることがめったにないので、とても新鮮な体験です。

 原作は2018年の刊行で、作中に明記されていませんが、2016年から2017年の出来事として書かれています。コミカライズの企画も2019年から動いていたもので、2020年初頭からのコロナ禍や昨今の様々な事件を想定したものではありませんが、いま読むと物語中の諸要素がそれらと重なって当時とはちがった色合いを帯びて見えるのではないでしょうか。今回のコミカライズは原作を未読の方はもちろん、既読の方も楽しんでいただけるものになると思います。

 コミックヴァルキリーVol.113は10月下旬配信予定です。ぜひご覧ください。

2022年1月1日土曜日

本年もお世話になりました

 本年もお世話になりました。まあ何も成果物をお見せできてないのでアレなんですけど……。


 今年は商業の原稿をずっと書いていました。去年の大晦日にこのブログで「ラブコメ書きたい」と書いていますが、なぜかコメディ要素薄めのラブストーリーになりました。途中で全然書けなくなって、しまいには日記にすら1文字も書けなくなるところまでいったのですが、いまは「散歩」とか「雨」とか書けるくらいには持ち直しました(今日は散歩に行ってなくて雨も降ってないので何も書かないと思いますが)。


 思い返せば、デビューする5年前くらいは人生でいちばんメンタルがひどい状態で、そこからすこしずつ上昇していき、いままた下降線をたどっているわけですが、まあまた10年単位であがっていけばいいやと気楽に考えています。


 来年は上に書いた商業の原稿を仕上げて、あとは『ボクは再生数』の同人誌を出す予定です。去年の今日の記事にある「まだ動いている企画」というやつはいろいろ決まってそろそろ本格的に始動するという話だったのが、また振り出しにもどって3年目に突入することになりました。どうなるんですかねえ……。


 そんな感じで来年は何か出せると思いますので、どうぞご期待ください。


 それでは、どうぞよいお年をお迎えください。