本年もお世話になりました。
2025年は『海辺の病院で彼女と話した幾つかのこと』のコミカライズが完結し、商業では『アフリカン・ヴードゥー・ジュージュツ』、同人では『魂たち』を発表することができました。
読んでいただいたみなさん、ありがとうございました。
新作は、プロットを書き終えて、その箇条書きのプロットを「あらすじ」的なまとまりのある文章に書き替えているところです。
箇条書きだと、つながりがあやふやな要素同士を脳内で都合よくつなげてしまっていることがままあるので、そういうものをなくすための作業です。
これが終われば執筆に入ります。
なるべく早く発表できるようがんばります。
最近、PC用のスピーカーにノイズが入るようになったので、EDIFIERのM60という火力の高そうな名前のスピーカーに替えました。
ドラムの音がプリプリしていて、音楽を聴くのが楽しくなりました。
それと、亀の水槽の水を抜くのに使っていたポンプ(手でシュポシュポするやつ)のパイプに亀裂が入って吸いこむ力が弱くなったので、あたらしいのを買ってきました。
たとえ亀が大量の糞をしても一気に吸い取れるので、毎日の水替えが楽しくなりました。
根が単純なのか、あたらしいものがひとつ加わるだけで日々の生活がなんだか楽しくなってしまいます。
いま、執筆のウォーミングアップとして好きな小説(中上健次『奇蹟』)を白い紙に書き写しているのですが、これがなかなかいい感触なので、新作は原稿用紙でなく、罫のない白紙に書いてみようと思っています。
それで何が変わるかはわかりませんが、あたらしいことをはじめるというだけで楽しい気分になります。
来年も楽しいことを見つけていきましょう。
どうぞよいお年をお迎えください。